いろいろランキング
〜キャラクターや演出のベストランキングを紹介する
・キャラクターランキング(味方キャラ・敵キャラ編)
・タイトルランキング
・絵ランキング
・普通の演出ランキング
・忘却の旋律的演出ランキング
●キャラクターランキング(味方キャラ編)
第1位 ボッカ・セレナーデ
〜やはり主役ということだけあっていい。迷いながらも根底の意志は常に一貫してした。でも小夜子がいるときでは時たま天然、ココがいると押されっぱなしとまあそんなキャラであるが、やはりボッカがしたことはすごい。自分も彼のようにありたい。
第2位 彦山 絵市
〜2位はメインメンバーを押さえて絵市。彼は芸術家として一流である。そして彼は、何かを極めた者にしか分からないものを持っていることは、彼の発言からも読み取れる。遠音が好きだったがスカイブルーに嫌な顔ひとつせず、遠音に対してもなにも突っかからず、しなやかに立ち回っている。ボッカのような意志の強さを身に付けられたら、次は彼のようにしなやかな身のこなしができるようになりたい。
第3位 ココ・ニンナナンナ
〜正直人がいないので無理にランキングにいれた。味方キャラではボッカと絵市が圧倒的で、彼らとココの差は結構ある。天真爛漫な性格はボッカらに明るい雰囲気を作り出してくれたし、彼女はつらい過去から脱却するためすこし無理している、というのもがんばっていると思う。だが好きという訳じゃないんだよな…。
ほか
黒船・バラード〜選ばなくちゃならないなど、言っていることがとてもかっこよかった。だがホルと迷宮で戦い続けるというのは意味のないことだとしか思えない。だからランキングもこの位置。
●キャラクターランキング(敵キャラ編)
第1位 チャイルドどらごん
〜圧倒的。忘却の旋律的において彼の存在は圧倒的である。なんたって中ボスレベルの彼が作中で長々と、うまいとは言いがたい男な声でEDを歌ってしまうのだから。それに『すごいよ僕わぁ』のシーンは圧巻。別に彼の性格が好きというわけではないのだが、この場に彼をおかない事に気が引けた。それほどまでに圧倒的な存在感を誇るキャラ。
第2位 エレクトリックしーぷ
〜彼はモンスターユニオンのエージェントがてら学生を送っている。他のモンスターユニオンのエージェントと比べると、ずいぶんとおとなしい方である。しかし彼の考えや設定はなかなか面白く共感できるところが多い。「今、私は夢の中にいて、本当の自分は現実の世界で死んでいる。」といった、現実から逃げるような発言も分かる気がする。またメロスの戦士はあこがれた事があったが、学校を辞めるほどの理由は見つからなかったという発言はなかなか奥が深い。
第3位 フライングばにー
〜本来の意味でお気に入り1位のキャラクター。お調子者であるが、カメラ越しで小夜子のスリを見破ったり、モンスターユニオンのエージェントとしては珍しく体を張った戦闘ができたり、ココと対峙したときに矢を弾いたり、とても高い能力を持ち合わせている。だがなんといっても醜い面を表に出さないところが好き。人間、他人のそんな面を見るほど嫌なことはない。だから他の女性エージェントのうりぼうやらひよこやらは大っ嫌い。さらぶれっどなんかそれプラス間抜けまで付くから嫌いをではなく一番さげすむ存在。人の醜い面が見れるのは過去に何かあったからだろうが、そんな面を見せない彼女の過去には一体何があったのだろうか。
ほか
グローバルやまねこ〜あっけなくやられてしまったキャラ。彼だけは統治してた地があったわけでなく、ちょい役であった。そのため別に性格に好きなところなんてないのだが、圏外圏のカラオケルームで「トラトラトラ、トラブルですか?」と言ってきたのには笑った。ただその印象が強かっただけ。
●タイトルランキング
第1位 『世界を貫く矢のように』
〜自分の意志を世界に貫く。そんな感じがとてもいい。自分もこの言葉通り意志を貫いていきたい。
第2位 『それでも旅立つ君の朝』
〜どんな苦境に立たされても、それでも旅立つ朝。朝に旅立つという言葉が心地よい。朝起き出かけるときの標語としたい。
第3位 『太陽が君を呼んでいる』
〜本編を見ないと実感がわかないタイトル。太陽のようにまばゆい意志を持つ者。それらの呼応している様を表している。
ほか
『すでに択ばれた遠い道』〜最初に思ったことは、その思ったことを否定しようとしても永遠に存在しているということ。
『長い放課後の始まり』〜学生が授業を終えた後の時間。ボッカで言えば旅立ちということ。
『天使でなくても持つ翼』〜天使のように人間が飛ぶことは実際は出来ない。だがそれほどすごいことを人間は出来るということ。
『出口という名の入り口』〜出口と思って入った先は新たな世界の入り口だということ。
●絵ランキング
第1位 見つめ合うボッカと小夜子
〜再び兄に襲われた小夜子をボッカが救出した後の絵。きれいな絵だ。二人が見つめ合ったまま動かず、風が髪をゆらゆらをなびかせる。まさに気持ちがひとつなった瞬間である。
第2位 世界を貫く矢
〜宇宙で1人残されたボッカが一本の矢で敵を一掃する時の絵。まさしく世界を貫く矢。地球を背景に自分の矢が敵を貫いていく。それが客観的な絵となっているのがいい。
第3位 小夜子をおいて戦いに赴くボッカ
〜宇宙に旅立つ間際、小夜子に何も言わず戦いに赴くボッカの絵。何も言わずに戦いに赴く、なんともいえない無情観を表すこのうつむき加減がとてもいい。
ほか
タイタニックなボッカ〜「なにやっとんじゃお前は」と言いたくなる絵。
●普通の演出ランキング
第1位 手紙を出し合うシーン
〜とても切なく、とても正直で純粋な手紙のやり取りである。また、太陽の行(くだり)、特に「僕は知っている、きみこそ、太陽の世界の女の子なんだ。」は、ぐっとくるものがある。まごころのままに人が分かり合う。それは素晴らしいことである。
第2位 迷宮脱出のシーン
〜迷宮からの脱出。ボッカは黒船を呼び戻すために迷宮に入ったが、その目的を果たせず迷宮でさまようこととなった。ソロ、黒船、がねっこ、ケイ、ホル。さまざまな人に会い対話をしたが、ボッカが迷宮を抜け出すと決断するに至ったのは小夜子であった。そして迷宮を出て二人が会うところにはほっとするものがあった。
第3位 小夜子が黒船に救出されるシーン
〜小夜子の過去のつらい話。優秀な兄ばかりに目を向ける両親。そして小夜子をモンスターの生贄にささげるという信じられない行動に出る両親。そして、それを黒船に助けられるところがなんともよかった。その後に時子さんの家に預けられる時の安堵の顔もいい。
ほか
白夜岬でのボッカの決断シーン〜子供を生贄にするロボット怪獣を倒したものの、町の人は誰も喜ばず石を投げてくる。正しいことをしたのに誰も喜ばず、報われない結果。それでもボッカは志を変えずに旅を続けることを決意する。その決断をするシーンのボッカはとても辛そうであるが、それでも続けると言ったところに思うものがあった。
●忘却の旋律的演出ランキング
第1位 『すごいよ僕わぁ』(劇)
〜う〜〜ん素晴らしい。チャイルドどらごんが高らかに自分がすばらしいというシーン。ただ自分をすばらしいと言うだけならどのアニメでもできる。しかし、それを劇という演出を用いて彼の脚光を最大限に引き立てたのこのアニメは素晴らしい。
第2位 カラオケルーム
〜戦闘中長い間唐突に挿入される演出。チャイルドどらごんの言うことにいやでも聞かされるという意味だ。戦闘中なのにカラオケルームというこの特異な演出もさることながら、チャイルドどらごんのまさしく傍若無人ぶりもすごい。そしてEDを長々と歌ってしまうのもアニメ史上的にもすごすぎる。まったく何やってんだこのアニメは。
第3位 意見の対立(線路の横断歩道)
〜忘却の旋律的演出で強く印象が残っている演出。線路の横断歩道を境にボッカとココ+アイバーマシン達が対立している。最初はまるで何が起こったのか分からなかった、それだけに印象が強かった。
ほか
小夜子とキューちゃんが逃げるシーン〜初めてこのアニメが普通と違うと思ったシーン。
ボーリング場〜ボールがループするところは冥界を表しているらしいが、いまでもよく分かっていない。
迷宮でのがねっことのシーン〜いろいろ言えることもあるのだが、一番はここでがねっこが出てきたことがうれしかった。